やって後悔?やらずに後悔?脳科学でわかる「後悔しにくい選択」

「やらずに後悔するより、やって後悔したほうがいい」

―――よく聞くフレーズですよね。

あなたは、”やらずに後悔”と”やって後悔”のどちらを選ぶ人生を送っていますか?

ついつい「やらない選択」を取って、後悔が残り続けることもあるかもしれません。

でも実は、その「やらない選択」はあなたの意思が弱いからでも勇気が足りないからでもなく、

脳が”失敗しそうなこと”や”先の見えないこと”から自分を守ろうとした結果なのです。

この記事では、なぜ「やらずに後悔よりやって後悔」といわれているのか、

脳科学の視点から紐解いてお伝えします。


こんにちは!

LINE構築専門 オンライン秘書×キャリアコーチの黒木はるみです。

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もっと”自由に働く”を叶えるリモートアシスタント育成をしています。

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目次

後悔とは、”感情”ではなく脳の”評価システム”

まず後悔とは、

ダメだった…

という感情ではなく、

脳がそのことを次に生かすために行う評価のプロセスです。

これは、「選ばなかった選択肢」と「現実」を脳が比較している状態です。

つまり「後悔」自体は悪いものではなく、

”脳がきちんと働いている証拠”なのです。

”やった後悔”と”やらなかった後悔”の違い

同じ「後悔」でも、やった場合とやらなかった場合では脳の使う回路が違います。

それぞれ脳がどのように働いているか見ていきましょう。

やってする後悔の場合

《特徴》

  • 失敗、ミス、恥ずかしい など
  • 主に短期的に強く感じやすい

《脳の中では…》

  • 結果が「現実」として確定されている
  • 前頭前野が原因を分析し、次に生かす
  • 「学習」に変換されやすい

やらずにする後悔の場合

《特徴》

  • 「あのときやっていたら…」「〇〇していたら…」
  • 長期的に残りやすい

《脳の中では…》

  • 結果が存在しない=想像が止まらない
  • 脳は「未完了」「未決定」を嫌う
  • ”デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)”が活性化し、思考がループしやすい

【デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)とは】
特定の課題に集中していないとき(ぼんやりしているときなど)に活発になる脳のネットワークのこと。内的な思考や感情、記憶の整理などに関わる重要な役割を担っているが、過剰に働くとネガティブな思考に囚われやすくなるほか、逆に活動が低下すると記憶力や自己認識に支障をきたすといわれている。


このように、脳の仕組みから見ると

”やってする後悔”は学びに変わるので「強く感じるが短い期間で解消されやすい」

”やらずにする後悔”は未完了のままで「じわじわと長い間残りやすい」

ということが分かります。

”やって後悔”をしにくい理由

ここからは、「やって後悔したほうがいい」=「やって後悔しにくい」理由を

もう少し詳しく見ていきましょう。

①結果が現実になると、脳は整理できるから

実際にやったことは、良くも悪くも「現実のデータ」になります。

そうすると、認知機能を司る前頭前野の働きにより、

「経験」「学び」「次の選択へのヒント」に変換されていきます。

つまり、たとえ行動した結果として失敗してしまっても、

脳は「完了した出来事」として処理できるのです。

②自己決定感が後悔を小さくするから

「自分で決めた」と感じられる選択をすると、ドーパミン系が活性化して

結果がうまくいかなかったとしてもストレス反応が小さくなりやすいです。

逆に「やらされた」「我慢した」という感覚が伴うと

後悔が長引きやすくなってしまいます。

つまり「やりたいからやった」という選択は、

脳にとって”納得しやすい”結果になるのです。

③想像より現実のほうが、意外とやさしいから

脳は”不確実性”にストレスを感じる性質を持っており、

「悪い結果」そのものよりも、「何が起きるかわからない状態」を嫌います。

想像(やらない)の段階では結果が未確定なので、

脳の扁桃体が警戒モードを解除できずずっと緊張状態が続いてしまいます。

一方で現実になった(やった)後には、良くも悪くも結果が確定しているので

脳は経験として情報を処理しやすくなります。

そのため、「想像していた悪い状況」よりも

実際の出来事のほうが扱いやすく、やさしく感じられることが多いのです。

だから、「やりたいことは、やってみていい」

脳科学的に見てみると、

やって後悔するケースはそれほど多くないことが分かると思います。

それよりも、「やりたいと思ったのにやらなかったこと」のほうが

頭の中では長くモヤモヤと残りやすいのです。

だからこそ、完ぺきな自信や保証がなくても、

「やりたい」という気持ちがあるなら一度やってみてもいいのかもしれません。

それには大きなリスクを取る必要はなく、

日々の小さいことでも『やる!』と決めてみるのがおすすめです。

たとえば、

  • 子どもに「かわいいね」「応援しているよ」と思ったらすぐ言葉にする
  • 夫に「ありがとう」を伝える
  • 両親に電話をする
  • 食べたいものを食べる
  • 読みたい本を読む

など、小さいことから”やらずに後悔”は減らすことができるでしょう。

この記事を読んで、

「やりたいと思ったことは、やってみてもいいのかもしれない」

そう感じてもらえたら嬉しいです。


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