
今年も半分が過ぎようとしています。
「毎日忙しくしているのに、全然前に進んでいない気がする…」
そんな焦りから、「できなかったこと」ばかり数えて自分を責めていませんか?
今回は、自己肯定感を下げずに、可能性を最大限に引き出す「正しい月末の振り返り方」を解説します。
2026年後半を有意義なものにするために、ぜひご活用ください。
こんにちは!
オンライン秘書×キャリアコーチの黒木はるみです。
働き方をアップデート!
もっと”自由に働く”を叶えるリモートアシスタント育成をしています。
「自分の人生、自分でハンドルを握って生きる女性で溢れる世の中にしたい」という想いで活動しています。
「できたこと」にフォーカスした方が良い理由
月末の振り返りを行う際、多くの方が行いがちなのが、「今月できなかったこと」を先にリストアップすることです。
「あの書類、期限に間に合わなかった」
「またキャリアアップのための勉強が進まなかった」
このように自分を律しようとする姿勢は素晴らしいのですが、脳科学の観点から言うと、見直した方が良いアプローチ方法です。
人間の脳には、「RAS(網様体賦活系:もうようたいふかつけい)」という、自分が意識した情報だけをフィルターのように集めてくる仕組みが備わっています。
つまり、「できなかったこと」を起点にしてしまうと、脳が勝手に「できなかったこと探しのモード」に切り替わってしまうのです。
そうなると、「自分がダメだからだ」と無意識に自分をジャッジして、自己肯定感を下げる原因を作ってしまいます。
だからこそ、まずは「できたことにフォーカスすること」を徹底しましょう。
「新しいお客様に来てもらえた」といったようなビジネスの実績はもちろん、「ずっと欲しかったものを買った」というお買い物の決断だって、立派な「できたこと」です。
ビジネスに限らず、「家族が笑顔で過ごせるようにケアできた」「美味しいご飯を作れた」ということも、100点満点の「できたこと」です。
ここで金額や実績の大小は、全く関係ありません。
まずは、脳のフィルターを「私はたくさん行動できている」というプラスのモードに変えてあげるために、できたことをノートに書き出してみてください。
理想を現実化するメンタルプロセス
今月できたことにフォーカスし、「私、よく頑張ったな」と思えたなら、次に大切なのは「そのとき、自分がどのような感情を抱いているか」をじっくりと味わうことです。
心理学において、人間の行動や未来の選択は、その時に抱いている「感情(気分の状態)」に強く影響されると言われています。
「嬉しい」「なんだかワクワクする」というポジティブな感情に浸っているときほど、私たちの視野は広くなり、新しいチャンスやキャリアのアイデアに気づきやすくなるのです。
心が満たされた状態になって初めて、「では、やりたかったけれどできなかったことは何だろう?」という次のステップに進みます。
例えば、「今月提出したかった書類を提出できなかった。それは、後回しにしてしまったからだ。それなら、来月は期限の3日前を完了日としてスケジュールに書いておこう」という様に、自分を責めることなく、冷静に「改善点」として受け止められるようになります。
そしてここからがポイントです。
来月の予定を立てるときは、タスクを詰め込む前に、「来月はどのような感情で過ごしたいか」をまず決めてみてください。
「来月末は達成感や爽快感を味わいたい」
「蒸し暑い季節だから、心地よさを最優先に過ごしたい」
このように先に「得たい感情」をイメージすることで、脳はその感情を現実化するための行動(「それなら睡眠時間をきちんと確保しよう」「毎日ストレッチをしよう」など)を自然と選び取れるようになります。
未来のキャリアを変える第一歩は、いつだってあなたの「今の感情」から始まります。
| 【解説】なぜ「タスク」より「感情」を先にセットするの? 実は、私たちの意思決定は「純粋な論理」だけで行われているのではなく、その時々の「心のレンズ」によって大きく歪められたり、方向づけられたりしています。 1.脳のショートカット機能「感情ヒューリスティック」 人は、脳のエネルギーを節約するために、何かを判断する際に多角的に検討せずに、「今どう感じているか」をそのまま基準にする傾向があります。 ・気分が良いとき → 未来に対しても「きっとうまくいく」と前向きに判断しやすい。 ・落ち込んでいるとき → 「どうせ失敗する」と保守的、否定的な選択肢を選びがちになる。 2.視野と選択肢を広げる「拡張-形成理論」 前向きな感情を抱いている時ほど、認知の視野や選択肢の幅が広がるという理論です。 心の状態が良いときほど、普段は見落としてしまうような「これやってみたい」「あの人に連絡してみよう」といった、新しいチャンスに気づく能力が高まります。 タスクを決める前に、まず「できたことにフォーカス」して良い感情を作っておくことは、脳のブレーキを外し、あなたの可能性を最大限に引き出すことへと繋がります。 3.目の前の快楽に流されてしまう「現在バイアス」 将来の大きな利益より、目先の小さな快楽や利益を優先してしまう現象を指します。 そのため、タスクより先に「未来に得たい感情」をセットして脳に強く意識させることが理想の未来に向かうために大切です。 |
人生を自動で動かす「月末振り返りの仕組み化」
さて、ここまで読んで、
「それは分かったけど、私に続けられるかな…」と不安に思う方もいるかもしれません。
でも、安心してください。
理想の未来を叶えている人達は、決して「人一倍、強い意志」を持っているわけではありません。
心理学の実験でも、人間のモチベーションや意志の力は長続きしないことが分かっています。
ではなぜあの人は、いつも自分らしく輝き、理想を叶え続けているのでしょうか。
答えはとてもシンプルで、ただ「仕組み(習慣)に落とし込んでいるから」です。
多くの人が理想の未来を叶えられないのは、能力がないからではなく、「めんどくさくて途中でやめてしまうから」です。
脳には「変化を嫌い、現状維持を好む」という習性があるため、三日坊主でやめてしまうというのは、ごく自然なことなのです。
だからこそ、モチベーションに頼らなくていいように「仕組み」を作ってしまいましょう。
手帳のカレンダーに、毎月「自分との会議」の時間をあらかじめ書いて確保しておく。
1人で振り返りをするのが大変なら、伴走してくれるコーチやメンター、共に高め合える仲間の力を借りるのも良い方法です。
1人でがむしゃらに頑張る必要はありません。
周りの力を上手に借りながら、月末の小さなワークを積み重ねて、あなたの理想のキャリアを叶えていきましょう!
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