
仕事や家事・育児に追われ、義務感で過ごす毎日。
ふとSNSを覗いては「私なんて…」と一人取り残されたような気持ちになっていませんか?
「あの人のように人生を変えるなんて、私には無理かも…」と感じてしまうのは、決してあなたの意思が弱いからでも、才能がないからでもありません。
挑戦を諦めてしまう背景には、誰もが持っている脳の仕組みが深く関係しています。
今回は、人生を変えるための「選択の秘訣」を、脳科学・心理学の観点から分かりやすくお伝えします。
こんにちは!
オンライン秘書×キャリアコーチの黒木はるみです。
働き方をアップデート!
もっと”自由に働く”を叶えるリモートアシスタント育成をしています。
「自分の人生、自分でハンドルを握って生きる女性で溢れる世の中にしたい」という想いで活動しています。
「私なんて」と諦めてしまう理由
ライフスタイルの変化が多い30代以降になると、周囲と自分を比較して「隣の芝生は青く見える」状態に陥りがちです。
これは、心理学でいう「社会的比較理論」の一例です。
人は、自分に対する評価が分からなくなると、自分と似たような人と比較して立ち位置を確認しようとする性質がある、という理論です。
特に、SNS上に溢れる他人の華やかな姿と自分を過度に比べることは、劣等感や焦りを感じやすくなり、自信を失う原因となります。
さらに脳には「現状維持バイアス」や「ホメオスタシス(恒常性)」という、変化を恐れて現在の状態に留まろうとする仕組みが備わっています。
「私には無理かも」と行動をためらってしまうのは、あなたの心が弱いからではなく、脳があなたを安全な場所に留めようと守っているサインでもあるのです。
「変わりたいのに変われない」という心の葛藤を感じたときは、「脳が変化を恐れて守ろうとしてくれているのだな」と、まずは優しく受け止めてみてください。
自己効力感を育てる毎日の積み重ね
毎日が「仕事をこなさなければ」「子どものお世話をしなければ」といった「Must(義務)」で埋め尽くされていると、脳の報酬系(ドーパミン経路)が働きにくくなり、人生の充実感が失われてしまいます。
ここで重要となるのが、自分の可能性を信じる力である「自己効力感(Self-efficacy)」を育てることです。
最初から大きな目標を掲げる必要はありません。
「やって後悔するより、やらぬ後悔のほうが引きずる」と言われるように、脳は小さな行動と成功体験(スモールステップ)を重ねることで、「自分にもできる」という認識を上書きしていきます。
やってみた結果、もし思った通りの成果にならなかったとしても、「勇気を出してやってみた」という事実に注目することで、脳には「行動できた」という成功体験が刻まれていくのです。
義務感でいっぱいだった毎日に、「今日はこれを選んでやってみる」という小さな「Want(欲求)」を取り戻していく。
それが、自分らしい人生を描き直す第一歩となります。
| 【解説】「自己効力感(セルフ・エフィカシー)」とは? 「自己効力感」とは、「自分がある状況において、適切な行動をとることができるという自信」のこと、 つまり「私ならできる!」と思える心のエネルギーです。 「自分ならきっとできる!」という感覚があると、人は困難に直面しても挫折しにくくなります。 この感覚を育てる一番の方法は、大きな成功ではなく「小さな成功体験(達成感)」をコツコツ積み重ねること。 例えば「朝5分だけ本を読めた」「今日中にやると決めた片付けができた」といった小さな「できた!」を認識するたび、脳内で「ドーパミン(快楽ホルモン)」が分泌され、次の行動を起こすための強いエンジンになっていきます。 |
人生を変えていく人に共通すること
人生を好転させた人を見て「あの人は特別だから」と感じるかもしれません。
しかし、私自身の経験や周りの起業仲間を見渡して確信しているのは、「皆、自分のやると決めたことを途中で投げ出さなかっただけ」ということです。
心理学には「社会的学習理論」という考え方があります。
人は自分の直接の体験だけでなく、他人の行動やその結果を観察するだけで、多くのことを学び、影響を受けるという考え方です。
一人で強い意思を持ち続けるのは、決して容易ではありません。
だからこそ、「諦めずに挑戦を続ける人たち」や「人生を楽しんでいる人たち」の集まる環境へ自ら身を置くことが、最も確実な近道となるのです。
自分を責めるのは終わりにして、まずは一歩、あなたが良い刺激を受けるような環境や人に触れてみませんか?
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