
「本当はもっとこんなことをしたい」という気持ちがあっても、一番身近なパートナーに反対されて本音を言えなくなった…という声をよく伺います。
実は、相手が協力してくれない背景には、心理学や脳科学の観点から、はっきりとした理由があります。
相手を説得しようとするのではなく、自分自身の「在り方を変える」こと。
ただそれだけで、パートナーとの関係は自然に、そして驚くほど良くなっていきます。
今回はそのように、周りから応援される人になるためのヒントをお伝えします。
こんにちは!
オンライン秘書×キャリアコーチの黒木はるみです。
働き方をアップデート!
もっと”自由に働く”を叶えるリモートアシスタント育成をしています。
「自分の人生、自分でハンドルを握って生きる女性で溢れる世の中にしたい」という想いで活動しています。
「空気感」の心理学
心理学において、「非言語的な情報」が発するエネルギーは、相手に伝播しやすいとされています。
非言語的な情報とは、表情や声のトーン、その人がまとう雰囲気といった要素のことです。
なんと、人のコミュニケーションの【9割以上】は、こうした「非言語情報」が占めているとも言われます。
例えば、あなたが自分の人生に情熱を持てず、ただ淡々と時間を過ごしている時、
本人は普通にしているつもりでも、周囲には「諦め」や「無力感」のオーラが敏感に伝わってしまいます。
人が誰かを「応援したい」と思うのは、相手の挑戦にワクワクや未来を感じるからです。
ゴールが見えず、発するエネルギーが停滞している人に対しては、
周囲も「何をどう手助けすればいいのか」が分からず、結果として応援する理由を失ってしまうのです。
身近なパートナーの協力を得るためには、まず自分自身が内側に、ワクワクするような「前向きなエネルギー」を宿すことが欠かせません。
「説得」するのではなく「感化」させる
「なぜ私の気持ちを理解してくれないの?」と、相手を正論で説得しようとすることは、かえって逆効果かもしれません。
心理学には、他者から強要されると無意識に反発したくなる「心理的リアクタンス」という概念があります。
あなたが協力や理解を強く求めるほど、相手は自分で決める自由を侵害されたように感じ、防衛本能が働いてしまうのです。
大切なのは、言葉で相手を動かそうとするのではなく、自分自身が新しい目標に本気で熱中している姿を見せることです。
真剣に挑戦する人の背中には、周囲の心理的抵抗を解いて、「自分も力になりたい」という協力的な感情を芽生えさせる力があります。
| 【解説】なぜ正論が逆効果になってしまうの? パートナーに「もっと協力してほしい」「私の気持ちも大事にしてほしい」と正論をぶつけたとき、相手が急に不機嫌になったり、言い返してきたりした経験はありませんか? これは相手の性格が悪いわけではなく、「心理的リアクタンス(心理的抵抗)」が働いている一例です。 人間は、誰しも「自分の行動は自分で決めたい」という強い欲求を持っています。 そのため、たとえ正論であっても、他人から指示されたり、コントロールされそうになると、無意識に「自分の自由が脅かされた!」と脳が危機を察知し、反発してしまうのです。 北風と太陽の童話と同じで、無理に説得しようとする(=北風)ほど相手は心を閉ざします。 相手を変えようとするのではなく、自分が楽しそうにチャレンジする姿(=太陽)を見せることで、相手の警戒心を解き、自然と「手伝おうか?」と言いたくなる気持ちを引き出すことができます。 |
あなたの「在り方」が周囲を変える
私たちの脳には、他者の行動や感情を鏡のように映し出し、自分事として共感する「ミラーニューロン」という神経細胞が備わっています。
例えば、スポーツ観戦で観客が一体となって熱狂するのは、この機能が働いているためです。
周りのサポートを得たいと思うならば、まずはあなた自身が自分の人生に熱中し、本気で楽しむことが何よりの近道です。
あなたが真剣に何かに打ち込む姿は、周囲のミラーニューロンを刺激し、「ワクワク感のあるエネルギー」として伝播していきます。
パートナーもまた、自身の人生を生きる一人の人間です。
あなたが自分の人生に対して本気になることで、相手の脳も「この人を支えたい」と自然に反応し、家庭内での協力体制が自然に築かれていきます。
このように、まずはあなた自身が自分の人生に熱中し、希望を持って未来へ進む姿を見せることが、周囲を動かす最大の原動力になります。
説得や我慢で相手を変えようとするのではなく、まずはあなたの「在り方」から、心地よい変化の波紋を広げてみませんか?
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