すべてを一人で抱えなくていい。事業成長期に知っておきたい「業務委託」という選択

「そろそろ、人を雇った方がいいのかな」

「でも、正社員を雇うほどの仕事量かと言われると、よく分からない」

「今は忙しいけれど、この忙しさがずっと続くかどうか、見通しがつかない」

経営者の方とお話ししていると、こんなご相談をいただくことがあります。

特に、個人で事業を始めて、少しずつ事業が大きくなってきた方。

自分一人では手が回らなくなってきたけれど、

だからといって、すぐに人を雇うことが正解なのか判断できない。

そのように思うタイミングがあるかと思います。

私たちミギアシでは、

「人手が足りない」と感じたとき、必ずしも「人を採用する」ことだけが解決策ではないと考えています。

今回は、私たちの拠点である京都で事業を営む経営者の方に向けて、

「採用以外の人手不足対策」をお伝えしたいと思います。

目次

「人手が足りない。でも忙しさがいつまで続くか分からない」という本音

これまで、実際に経営者の方からいただいたご相談の事例を挙げてみましょう。

新しいプロジェクトを始めたい。

そのためには、自分以外の誰かに手伝ってもらう必要がある。

でも、そのプロジェクトがうまくいくかどうかは、まだ分からない。

もしうまくいけば、今後もっと仕事が増えるかもしれない。

反対に、途中で方向転換することになれば、その業務自体がなくなるかもしれない。

そのような状況で、

「今、人を雇ってしまっていいのだろうか」

と悩まれていました。

こういった例は、事業をしている中で、十分に起こり得ることです。

新しい挑戦をするとき、最初から全ての見通しが立っているわけではありません。

やってみないと分からないこともあります。

事業の方向性が変わることもあります。

だからこそ、その時の状況に合わせて、人の力を借りる方法も変えていい、と私は思っています。

「社員を雇うこと」だけが正解とは限らない

人手不足を感じたとき、最初に考えたいのは、

「何人採用するか」ではなく、

「今、どんな仕事に人の力が必要なのか」

ということです。

例えば、

新しいプロジェクトの立ち上げで、一時的に事務作業が増える。

イベントを開催するために、申込管理や関係者との連絡が必要になる。

新しい商品を販売するために、SNSやLINEの運用を強化したい。

でも、それが半年後も同じ業務量で続いているかは分からない。

こうした場合、最初からその業務専任の社員を雇うことが、必ずしも最適な方法とは限りません。

もちろん、正社員やパートスタッフを採用することにも、大きなメリットがあります。

会社のことを深く理解してもらいながら、長期的な視点で、人材を育てていくことができるからです。

ただ、事業の立ち上げ期や新しいプロジェクトに挑戦する段階の場合、

業務量や必要なスキルが変動することもあります。

そんなときには、

業務委託という形で、必要な業務を外部の力を借りながら進める

ということも一つの選択肢です。

ここで大切な視点は、雇用と業務委託のどちらが優れているかではなく、

「今の事業にどちらが合っているのか」を考えることです。

人を増やすより先に取り組むべきは「仕事の整理」

もう一つ、私たちが大切にしていることがあります。

それは、人を増やす前に、今ある仕事を一度整理してみることです。

例えば「事務スタッフが一人必要かもしれない」

と思っていたとしても、実際に業務を整理してみると、

・毎日の予約確認

・お問い合わせ対応

・SNSの投稿準備

・請求書の発行

・イベントの申込管理

・スタッフとの連絡調整

このように、いろいろな種類の仕事が混ざっていることがあります。

これらの仕事について、内容を一つずつ確認していくと、

「これは毎日必要な仕事」

「これは月に数回だけ発生する仕事」

「これはプロジェクトがあるときだけ必要な仕事」

といったように、業務の性質が違うことに気が付きます。

さらに、

「ここは経営者が判断する必要がある」

「ここは作業だけ任せられる」

「ここは判断ごと任せられる」

と、どこまで任せられるのかの境界線も引いていきます。

そうしていくと、必ずしも新しい社員を一人雇用しなくても、業務委託でオンラインアシスタントを活用することによって十分に対応可能な場合もあります。

人が足りないと思っていたけれど、実際に足りなかったのは仕事を整理する工程だった。

そんな可能性もあるのです。

人を雇った方がいいか迷った時は、ぜひ一度「今ある仕事を整理すること」から考えてみてください。

業務委託で手放すという選択肢

地域の中で事業を営む経営者の方にとっても、オンラインアシスタントの活用は、一つの選択肢になると考えています。

例えば、

飲食店であれば、予約情報の整理やイベントの申込管理、SNS投稿の準備など。

サロンであれば、LINE公式アカウントの配信準備や顧客情報の整理、キャンペーンの告知など。

小規模な企業であれば、資料作成やスケジュール調整、請求書発行など。

もちろん、現場でしかできない仕事もあります。

接客や施術、製造など、実際にその場所に人が必要な業務は、オンラインアシスタントだけでは対応できません。

でも、経営者が日々抱えている仕事のすべてが、現場でしかできない仕事とは限りません。

・パソコン一台でできる仕事。

・場所に縛られず進められる仕事。

・決められたタイミングで対応できる仕事。

そうした業務を切り出して任せることで、

経営者が現場や経営に集中できる時間を増やせる可能性は大いにあります。

ただ外注するのではなく、頭の中からもすっきり手放せる状態へ

ここで、業務委託を効果的に活用するために、一度考えていただきたいことがあります。

それは、仕事の渡し方によっては、思ったように経営者の仕事が減らない場合もあるということです。

例えば、

SNSはAさん。

経理はBさん。

デザインはCさん。

この3名に、仕事をお願いしたとします。

すると、経営者自身が手を動かす時間は減るかもしれません。

ですが、

・Aさんに投稿の指示を出す。

・Bさんからの質問に答える。

・Cさんの制作物を確認する。

・それぞれの進捗を確認する。

・次に何をお願いしようか考える。

こうした仕事が、すべて経営者に残っていたらどうでしょうか。

作業は減っているのに、管理する仕事は増えてしまうかもしれません。

だからこそ、私たちは、単純に作業だけを任せるだけではなく、

誰が何を担当し、どこまで判断し、どんな状態になったら経営者へ確認するのか。

そこまで整理することが大切だと考えています。

経営者の手から仕事を離すだけではなく、

頭の中からも少しずつ手放せる状態をつくっていく。

それが、本当の意味でご自身の時間をつくることにつながるのです。

経営者が、一人きりで抱え続けなくて良いようにしたい

私たちミギアシは、

ご自身の「こうしたい!」という情熱から事業を始めた経営者の方々を支えたいと考えています。

人の心に秘めた想いが持つ力というものは、目には見えなくても、影響力が非常に大きいものです。

「こんなサービスを届けたい」

「こんなお店をつくりたい」

「こんな商品があったら、誰かの役に立てるんじゃないか」

そんな一人の想いから、事業が生まれる。

そして、商品やサービスがつくられて、お客様ができて、少しずつ事業が大きくなっていく。

ですが、個人で始めたからこそ誰かに任せることができず、

自分一人で抱えがちになり、苦しくなってしまうという側面もあります。

「自分で始めた事業だから、自分が一番よく分かっている」

「自分でやった方が早い」

「誰かに説明する時間がない」

そうしているうち、

「もっとこうしたい」という想いはあるのに、そのための時間が取れなくなってしまう。

それは、非常にもったいないことです。

一人で始めた事業だからといって、一人きりで抱え続けなくてもいい状態にしたい。

そのような想いから、ミギアシのサービスを提供しています。

京都で挑戦する経営者の方を支える意義

私たちは、京都を拠点に事業を展開しています。

京都で事業をしていて感じるこの土地の魅力の一つは、

伝統的な歴史や文化が大切に守られ続けている一方で、

世界中から多くの人々が訪れたり、

新しいアイデアを生み出し、挑戦し続ける方々が集う場でもあること。

言い換えれば、

素晴らしい伝統と、多様な価値観、新しい視点が自然に溶け合って、

古き良きものと新鮮なエネルギーが常に同居する場であるということです。

これが、京都という土地の個性だと感じています。

私は、この地で活動する事業者の方々が、

もっと自由に、軽やかに挑戦できるようになったら、

どんなに素敵な未来がつくられていくだろうと考えています。

京都から、関西へ。

そして、全国へ。

さらには、海外へ。

「自分たちの商品やサービスを、もっと届けたい」

と思っている経営者の方々の力になっていきたい。

そして、届けていくためには、

経営者が日々の業務に追われず、次の挑戦を考える時間が必要です。

・新しい商品やサービスを考える。

・新しい人と出会う。

・新しい市場へ出てみる。

・新しいプロジェクトを始める。

そのように挑戦するための時間を、

私たちが裏側から支えることでつくって頂きたいと思います。

大切なのは手段ではなく「やりたいことをできる状態づくり」

事業を回しながら人手不足を感じたとき、

「人を雇うべきか、外注するべきか…」

と悩むことがあると思います。

そのような時、私は最初からどちらか一つに決める必要はないと考えています。

今は業務委託で仕事を整理しながら進める。

事業が大きくなり、継続的に人が必要になったら、正社員やパートスタッフを採用する。

そして、整理してきた業務を社内へ引き継いでいく。

そのような形でもいいのです。

大切なのは、今の事業の状態に合った方法を選び、

「経営者が本当にやりたいことを、後回しにしなくてもいい状態をつくること」です。

ミギアシがつくりたいのは、単に人手不足を補う仕組みではありません。

・経営者が新しい挑戦に時間を使えるようになり、その挑戦から新しい商品やサービスが生まれる。

・それを必要としている人に届く。

・そして、事業が成長した先で、新しい仕事や雇用が生まれる。

そのような「幸せの循環」を、ここ京都から少しずつ広げていきたいと思っています。

挑戦するための時間が、未来をつくっていく。

そのために私たちは、経営者の方の一番近くで、仕事を整理するところから伴走していきます。


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