
誰かにアドバイスをもらったときや、新しいスキルを学んでいるときなど、
「まずは素直にやってみる」ということが
意外と難しいなと感じることはありませんか?
または、つい”やらない理由”や”できない理由”を考えていたり、
無意識のうちに今までのやり方にとどまっていたり―――
ということもあるかもしれません。
実はこういった「素直にやれない状態」が続くと、
知らないうちに学びや成長のチャンスを逃してしまうことがあります。
この状態のとき、脳の中では何が起きているのでしょうか。
この記事では、「素直にやることの難しさ」が生まれる脳の仕組みと、
それを無理なく解消するためのヒントをご紹介します。
こんにちは!
LINE構築専門 オンライン秘書×キャリアコーチの黒木はるみです。
働き方をアップデート!
LINE×仕組み化=働き方改革
もっと”自由に働く”を叶えるリモートアシスタント育成をしています。
自分の人生、自分でハンドルを握って生きる女性で溢れる世の中にしたい想いで活動しています!
なぜ「素直にやること」は難しくなるのか
ただやる”だけ”というと簡単なことのように聞こえるかもしれませんが、
「素直にやること」は意外とハードルが高いのです。
それは性格や意思の弱さのせいではなく、脳科学の視点から説明することができます。
①脳は「自分の正しさ」を守ろうとするから
人の脳には、「自分は間違っていない」という感覚を守ろうとする本能があります。
誰かから
- 「こうした方がいいよ」
- 「まずはこれをやってみて」
と言われた瞬間、脳の中では思考や判断を担う”前頭前野”ではなく
感情や記憶に関わる”扁桃体”が先に反応します。
すると、
- 「否定されたかも」
- 「コントロールされている感じがする」
と感じ、無意識に”防御モード”に入ってしまいます。
この結果、自分を守る行動として「素直にやらない」という状態になってしまうのです。
②脳は「変化=コスト」と判断するから
「素直にやる」ということは、
- 考え方を変える
- 行動を変える
- 今までのやり方を手放す
というような変化が伴います。
脳は”変化”を「エネルギー消費が増える」「失敗リスクがある」と判断するため、
- 頭では分かっているけど、今じゃなくていい
- 今回は自分のやり方でやろう
という結果を選びやすくなります。
これは怠けではなく、脳の省エネによるものです。
③「素直=負け・従属」という誤学習のため
過去の経験の中で、
- 素直にやってみたのに評価されなかった
- 言われた通りにやって失敗した
- 我慢したり抑圧されたりしながら従った
といった経験があると、脳は「素直になること=自分を小さくすること」と学習してしまいます。
この記憶は言語化されないまま残り続け、
本人には「理由は分からないけど抵抗感がある」という感覚だけが残ってしまうのです。
「素直にやれる脳」に切り替える方法
では、「素直にやること」ができるようになるために
無理なく脳にアプローチする方法を見ていきましょう。
①「従う」ではなく「実験する」と再定義する
脳は支配・否定・強制などを嫌うため、
「素直にやる=言われたことに従う」と考えると抵抗を感じてしまいます。
そこでおすすめなのが、意識的に言葉を変換することです。
たとえば、
言われたからやろうかな…
ではなく、
仮説として試してみよう
と考えてみると少し抵抗感がなくなる気がしませんか?
脳の前頭前野が「検証」「実験」「観察」といったフレームに入ると、
扁桃体の警戒が弱まっていきます。
つまり、「自分に合うかどうか、データを取りに行こう」という姿勢で取り組むと、
素直さと主体性を同時に満たしながら行動に移すことができるのです。
②判断を急がず、「一時保留」にする
素直にやらない人・できない人の多くは、
無意識のうちに「即・否定」や「即・自己流アレンジ」をしてしまっています。
そこでおすすめなのが、このステップです。
- まずはそのまま1回やってみる
- 結果だけを見る
- 合わなければ理由を考える
これは、
感情 ⇒ 即判断 の順番を
まず行動 ⇒ 観察 ⇒ そして判断 という順番に並べ替える方法です。
判断を急がず一時保留にするということは、
脳に『今すぐ決める必要はない』と伝えることです。
そうすると扁桃体の警戒モードが緩むので、脳の負担は一気に軽くなり、
「試しにやってみる」「結果を見て考える」という”考えながら動く”という選択が取りやすくなるのです。
③「自分で選んだ感覚」を取り戻す
「やらされている」と感じると、脳は「自由が脅かされた」と感じて反発してしまいます。
人の脳には「自分で選びたい・コントロールしたい」という欲求があるので、
心の中で次のような言い換えをしてみるのがおすすめです。
たとえば、
人に言われてやらされている
のではなく
今回は”この選択”を自分がした
と思うと、自己決定感が回復して行動への抵抗感は減っていきます。
「素直さ」は性格ではなく”脳の状態”
素直にやれるかどうかは、性格や意思の強さによって決まるのではありません。
うまく素直にできないときも、
抵抗感を持つ自分を責めたり、無理に自分を変えようとしたりする必要はないのです。
「まずはやってみる」「今は決めなくていい」といった小さな余白を作るだけで、
行動への負担はぐっと軽くなっていきます。
次にアドバイスをもらったり、何かを学んだりする場面があれば、
「自分に合うかどうかは後で考えよう」
そんな気持ちで、ぜひ一度そのまま試してみてください。
きっとそれが、あなたの成長のチャンスにつながっていくはずです。
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